【前向きな考え方】失敗と成功は経験の差
失敗したなぁ…と思うこと、最近ありましたか?
例えば
・相手にうまく想いを伝えられなかった…
・目標にしている結果を出すことができなかった…
・やりたいことがうまく成果に繋がらない…
失敗という漢字は
「失い」
「敗れること」
という2つの漢字のアタマを取り、「失敗」というコトバが成り立っています。
それは、物事にトライ・チャレンジし、その行動の結果として「失い」「敗れる」事を意味するのだと私は捉えております。
その為、何もしていない=失敗ではありません。
何も物事にトライ・チャレンジしていない状態で
「うまくいかないなぁ…」と嘆くのは失敗ではありません。
何もしていないということは失敗よりも良くない事です。
失敗してからが本当のスタート
教育や、企業の現場では「成功するためのイロハ」を徹底的に叩き込まれます。
一度失敗すると、一昔前はよく怒られたものですね。
(※これは、教育環境や現場環境にもよりますが)
「失敗をさせない=早く成功体験を積ませてあげたい」という教育者の想いが強かったのだと感じます。
たしかに、育成論の面から考えると、素晴らしい方法です。
成功体験で、自信が付きますからね。
ですが、本当にそうあるべきなのでしょうか?
私は「失敗」と「成功」という「経験・体験」を「たくさん」持っている人こそ、成功するためのメソッド(=方法)を蓄積しているスーパーマンだと考えています。
※前提として「本気で物事を計画し、トライ・チャレンジして成功・失敗を経験し、その結果を検証してきた回数」を、本当の「経験」と言います。
スーパーマンなら、自身の経験から、成功へつなげる為のノウハウをたくさん持っています。
・以前は、こう進んだからこうしたほうが効率が上がるな
・このような場合は、こうすべきだった
・ここから失敗したから、今回はこの方法でやってみよう
明らかに成功ルートしか体験していない人よりも、知識や経験が豊富な分、成功する為の決断をハッキリ行うことが出来ます。
「成功」と「失敗」を「たくさん経験」している人こそ、成功へ導くことが出来る真のリーダーなのです。
失敗したから、ダメなのではありません。
失敗という「経験」をポジティブに捉え、
「成功」への経験として捉えるに留めて良いのです。
失敗を重ねてきた人は
成功のみを知る人より
何倍も、その後に大きな成果を出すことができます。
ただし、一番良くないことは失敗した後に「何もやらない」「投げ出す」「諦める」という行動に出ることです。
失敗してからが本当のスタートです。
成功へつなげる為に
社会に出ると、「正解」が無い場面に直面することが多いですね。
「自分で正解を見定め、決断する」機会がとても多くあります。
そこで、判断基準となるのが先程述べた「失敗」と「成功」の「経験」の差なのです。
どのような方法や手段で、成功へ導くかはその「経験」に基づいて実行されることが大半です。
私が、真にリーダーだと認め、優れた人物だと考える評価対象は
「失敗」と「成功」の「経験」をどれほど蓄積しているかどうかです。
例えば、あなたの周りでもこのような方はいないでしょうか?
・失敗するのが怖いから出来ない…
・相手に何か、思われるのが嫌だから出来ない…
・どんな風に実行すればよいかわからない…
どんなに、失敗が怖いと感じても、それは人として当たり前の感情なので、しょうがないです。
しかし、だからといって、何も行動に移さないままでは一歩も前に進むことはあり得ません。
成功へつなげる為には、「失敗」と「成功」の「経験」を積むために、あなたがどれだけ勇気を出して行動を移すかが大切なのです。
過去は今に繋がっています
しかし、未来は過去と繋がりはありません。
未来と繋がっているのは
唯一、「今」なのです。
未来の為に「今」行動を起こさなくては
「未来」を変えることはできないのです。